ここ最近JR東日本のオーバーランが多いというコメントがありました。鉄道におけるオーバーランとは鉄道車両が停止すべき停止線を通過することです。原因は天候によりブレーキが利きにくくなるといった車両の問題、睡魔や勘違いなどによる人為的な問題、これらを合わせた複合的な問題が挙げられます。
Yahoo!ニュースに現在掲載されているオーバーランの記事から挙げてみると、
4月13日:JR常磐線の下り快速列車が柏駅で240mオーバーラン
4月10日:JR横須賀線の下り普通電車が鎌倉駅で約5mオーバーラン
3月30日:JR常磐線の下り普通電車が湯本駅で約10mオーバーラン
3月22日:JR武蔵野線の上り普通電車が東松戸駅で約40mオーバーラン
3月19日:JR成田線の下り快速電車が酒々井駅で約220mオーバーラン
3月14日:JR外房線の上り普通電車が八積駅で約20mオーバーラン
2月20日:JR内房線の下り普通電車が巌根駅で約60mオーバーラン
1月08日:JR中央・総武線の東行き普通電車が東船橋駅で約30mオーバーラン
ニュースの掲載期限の関係で古い時期のは無いかもしれませんが、3月4月のオーバーランが目立ちますね。原因は睡魔に襲われたが4件、通過駅と勘違いしたが3件、雨でブレーキが利きにくかったが1件でした。
3月のダイヤ改正で乗務員が削減されて乗務員1人あたりの仕事量が増えたという指摘(*1)があります。運転士を育成するのに700万円かかり(*2)、車両一運用あたりに運転士1人、車掌1人が必要ですから(ただし、ワンマン運転なら車掌は不要)、会社としては長期的に見てコストを抑えたいのが本音でしょう。ただ、コスト削減を重視しすぎて事故などを引き起こしたら、さまざまな面でダメージがあります。乗務員の体調管理などのソフト面の改善が望まれますが、そんなきれいごとには行かないですよね…
大事故の前兆にならぬことを願います。
(*1)「田中龍作ジャーナル _ 【大事故の前兆】JR東日本の合理化と労働強化、睡魔でオーバーラン多発」
http://tanakaryusaku.jp/2019/04/00019948
(2019/04/14閲覧)
(*2)「全文表示 _ 700万自腹で払って運転士に そんなお金持ち現れるのか _ J-CASTニュース」
https://www.j-cast.com/2010/03/05061743.html?p=all
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4月13日:JR常磐線の下り快速列車が柏駅で240mオーバーラン
4月10日:JR横須賀線の下り普通電車が鎌倉駅で約5mオーバーラン
3月30日:JR常磐線の下り普通電車が湯本駅で約10mオーバーラン
3月22日:JR武蔵野線の上り普通電車が東松戸駅で約40mオーバーラン
3月19日:JR成田線の下り快速電車が酒々井駅で約220mオーバーラン
3月14日:JR外房線の上り普通電車が八積駅で約20mオーバーラン
2月20日:JR内房線の下り普通電車が巌根駅で約60mオーバーラン
1月08日:JR中央・総武線の東行き普通電車が東船橋駅で約30mオーバーラン
ニュースの掲載期限の関係で古い時期のは無いかもしれませんが、3月4月のオーバーランが目立ちますね。原因は睡魔に襲われたが4件、通過駅と勘違いしたが3件、雨でブレーキが利きにくかったが1件でした。
3月のダイヤ改正で乗務員が削減されて乗務員1人あたりの仕事量が増えたという指摘(*1)があります。運転士を育成するのに700万円かかり(*2)、車両一運用あたりに運転士1人、車掌1人が必要ですから(ただし、ワンマン運転なら車掌は不要)、会社としては長期的に見てコストを抑えたいのが本音でしょう。ただ、コスト削減を重視しすぎて事故などを引き起こしたら、さまざまな面でダメージがあります。乗務員の体調管理などのソフト面の改善が望まれますが、そんなきれいごとには行かないですよね…
大事故の前兆にならぬことを願います。
(*1)「田中龍作ジャーナル _ 【大事故の前兆】JR東日本の合理化と労働強化、睡魔でオーバーラン多発」
http://tanakaryusaku.jp/2019/04/00019948
(2019/04/14閲覧)
(*2)「全文表示 _ 700万自腹で払って運転士に そんなお金持ち現れるのか _ J-CASTニュース」
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